「若者の自動車離れ」とか言う人がいます。
若者が自動車から離れたのではありません。
ヤツらが、若者から自動車を奪ったのです。
20年以上続くデフレ不況と、理不尽に重い自動車税と維持費のせいです。
若者が車を買えなくしたのはヤツらです。
「ヤツら」は、私がよく使う言葉です。「ヤツら」とは、誰でしょう。
読んでいる皆様の心の中に浮かぶ存在。それが「ヤツら」です。
私の思う「ヤツら」とあなたの思う「ヤツら」、同じではないかもしれません。しかし、同じでなくても「減税」という目的のために、共に声を上げることはできます。
さて、では今日も理不尽な税制に声を上げてまいります。
車検について
車検は通常2年に1回やってきます。
まずはその仕組みについて押さえましょう。
法定費用
法定費用とは、どんな車検にも必ずかかる費用です。
法定費用は3つあります。
①自賠責保険
②自動車重量税
③印紙代
車検基本料
法定費用以外にかかる費用です。
これも3つです。
①24カ月定期点検料
②測定検査料
③車検代行手数料
調べてみたところ、この3つの費用の合計は、だいたい2万~10万のようです。近所のガソスタでお願いしたら2~3万で済むものと想定します。
車検の総額
〔車検総額〕=〔法定費用〕+〔車検基本料〕+〔部品交換代〕
自賠責保険と自動車重量税
自賠責は2年分で、軽21140円、普通車21550円です。
自動車重量税は表をごらんください。


この自動車重量税の表だけではイメージが沸かないと思いますので、車種の例もつけてみました。

私は、納得いきません。
重量税って根拠不明です。
車が大きくなると、税率が上がるのはなぜでしょう?
車の重量や排気量に税率をかけるのはなぜでしょう?
数字の根拠は?課税の根拠は?
道路特定財源
自動車重量税は、昔は「道路特定財源」と言って、使い道が決まっていました。
全国の道路を整備するために使うこと
これが、自動車重量税の根拠でした。
大きなクルマほど交通インフラにかける負担が大きいだろうから、重量に応じて税率が上がるのは分かる気がします。
まあ、気がするだけですけど。
だって、ガソリンにも税金かかってますし、保険だって入らないといけません。
なにしろ、車に乗ると、右を向けば税、左を向けば維持費、上を向いたら高速料金、下を向いたら免許の更新。
何をやっても金がかかります。
税金かけんな!ふざけんな!
が本音です。
車に乗るとどんな負担のあれこれがあるのか、この記事の下の方にまとめてあります。
道路特定財源の一般財源化
その昔、「道路特定財源」だった自動車重量税は、
平成21年より「一般財源化」されました。
つまり、自動車重量税は
「何に使ってもよいぞ、苦しゅうない」
となりました。これが「一般財源化」です。
ええと……
逆に言えば、これって
「道路限定」だと余っちゃう(テヘ。
ってことですよね?
まあ、皆様お分かりとは思いますが、私が言いたいことはこれです。
余るんだったら、減税しろ!
ということで
今こそ、意味不明な徴税制度にNOを突きつけましょう。
時代遅れの車検制度に反対します。
意味不明な自動車重量税に反対します。
地方では、自動車は「生活必需品」です。
そんな「生活必需品」に何重にも税をかけるヤツらのいやらしさに虫唾が走ります。
この理不尽極まりない税制を見える化するために、車検費用の一覧を作りましたのでよければご覧ください。
いろいろご紹介
この理不尽な自動車税に真っ向から立ち向かっている団体があります。
自動車税制に関して、発信を続けている議員さんも見つかりました。
ベストカーさんは、自動車税はおかしいという情報発信を続けておられます。
しかし、何と言ってもすごいのはN国の浜田議員です。
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