コロナウイルス関連倒産(5月15日版)

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帝国データバンク情報

・「新型コロナウイルス関連倒産」は、全国に152件判明(5月15日17時現在)

・法的整理91件、事業停止は61件

・業種別上位は「ホテル・旅館」(34件)、「飲食店」(19件)、「アパレル・雑貨小売店」(13件)
 「食品製造」(8件)、「食品卸」(7件)、「建設」(6件)など

帝国データバンクより

中でも特にヤバいのがこれです。東証一部上場のレナウンが……

上場企業でさえこれです。まあ、レナウンは元々アレだった会社ですが、いずれにしても中小企業はもっと厳しい戦いをしている会社が多いことでしょう。

 こんなにコロナウイルス関連倒産が増えているのに、政府は「減税」の「げ」の字も出しません。

各種税金、社会保険も「猶予」はしても、「免除」はしません。

「猶予」で延命したとしても、猶予期間が切れたら猶予された分は上乗せして払うことになるのだから、企業の体力と競争力は奪われてしまいます。

 政府に本気で助ける気があるとは到底考えられません。

コロナウイルス関連倒産は、断じて「自己責任」ではない。

 コロナウイルスの自粛に関連して、売上が落ちた企業の損害は、「政府が要請を出して」それに国民が従った結果被った損害です。

 企業は何も悪いことをしていません。

 経営判断を誤ったわけでも、投機に失敗したわけでも、競争力が低下して淘汰されたわけでも、悪質なサービスを提供して評判を落としたわけでもありません。

「政府の出した自粛要請」が原因です。

 ならば、政府がその補償をすべきところですが、政府はなんだかんだ理屈をこねまわして実質的な粗利補償から逃げ回っています。

 これを言うと必ず「自己責任厨」が沸いてくるのですが、

 たとえ健全経営をしていても「売り上げゼロ」でキャッシュフローが2~3か月で飛ぶことはありますからね。

 まして、増税、増税で不況が続いている中で、そんな半年や1年を売上減で持ちこたえられる企業がどれだけあるでしょうか。

 企業に対して自己責任を叫ぶ人たちはこの記事をよく読んでからにしてもらいたいものです。

  何度でも、言います。

 コロナウイルス関連で被った損害は、「自己責任」ではありません。

 企業に瑕疵はありません。

「潰れたらいい」なんて、軽々しく言う人は、その企業で働いている人や、その家族も「政府の自粛要請と、その割にはしょぼくて遅い補償」のせいで路頭に迷っていいと言っているに等しいことを肝に銘じてくださいね。

それって、戦前の

「欲しがりません、勝つまでは」

と同じです。

レナウン追加情報

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