毎月内閣府が発表する「消費者態度指数」ですが、4月の数値が出ました。
この指数を初めて見る方に少し目安をお話すると、リーマンショック(2009年1月)の消費者態度指数は27.5でした。その後回復して、だいたいどんなときでも30後半から40前半をいったりきたりしています。
エクセルの表をもらってきたので、Googleドライブに貼っておきます。
リンク先のエクセルの表は、見やすいように色をつけてみました。
Googleドライブが見れない方はこちらの画像でどうぞ。私が勝手にリーマンショック時と現在を見やすいように色をつけたり、平成元年から現在までの指数の平均値を算出しています。

紫の欄が「消費者態度指数」です。
令和2年4月の数値は21.6でリーマンショックをはるかに下回っています。
すべての項目で軒並み下がっているのですが、私が気になったのはオレンジで色をつけた「雇用環境」です。
4月は15.0で1月と比較して26.4ポイントも下がっています。
この表は昭和57年(1982年)からのデータを見ることができますが、そこまで遡っても最低の数値です。
つまり、ここ三十数年間でも最悪の数値であるということです。
ちなみに、リーマンショック(2009年2月)の時でさえ16.5です。
今後雇用がやばい状況になるのは火を見るより明らかでしょう。
求人1.39倍、3年半ぶり低水準 解雇・雇い止め2000人増
3月の完全失業率2.5% 前月比0.1ポイント上昇
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